過去の公演-Past Performance-

こじゃずvol.6
今年はジャズ×紙芝居〜みんなでチンドンだ

日時
2013年6月29日(土)
午前11時〜、午後3時〜
全2回公演(開場は各開演時間の1時間前)
全席自由
場所
築地本願寺ブディストホール
(東京都中央区築地3-15-1 第一伝道会館2F)
出演者
サックス(松本健一)
キーボード・三味線ほか(西尾賢)
コントラバス(伊藤啓太)
ドラム・パーカッション(奥瀬健介)
特別ゲスト
語り・歌(チャンキー松本from青空亭)
チンドン太鼓(こぐれみわぞう)

  • 6-1
    6-2

    公演前イベント 今年は3つのワークショップを同時開催

    今年は、みんなでつくろう「おねがいの木」、なりきりチンドン「オリジナル帽子をつくろう」、まねっこリズム対決!まねまねコーナーの3つのコーナーを実施。特に子供たちの力が入っていたのが、オリジナル帽子づくり。数色の色厚紙の中から自分の好きな色を選んで、帽子の形に折っていき、思い思いのデザインをほどこしていくというもの。最初はまわりをキョロキョロしながら、自分の帽子をどうデザインしていくか悩んでいた子供たちも、いざペンを手にとると、自然と手がうごいて夢中になっているのが不思議でした。

  • 6-3

    オープニングジャズ

    よく耳にするお馴染みのジャズナンバーをメドレーで演奏。なかでも「TAKE FIVE」は今季OAのドラマのテーマ曲ともなっていたこともあり、若いパパ・ママの表情とノリが上々でした。

  • 6-4
    6-5

    西尾賢とその仲間たちのステージ

    キーボードから三味線まで多彩な楽器で子どもたちを楽しませる西尾賢。彼のオリジナル曲を中心に、子供たちと一緒に歌って、遊んで、体を動かしました。子供たちが大好きなこじゃずのテーマソング「タコとおじさん」では、その踊りの面白さに笑いがとまらないよう。今回の新作「ジャズでジャンケン」では西尾vs会場で歌いながらのジャンケン大会となり、大いに盛り上がりました。

  • 6-6

    即興ジャズ〜音を感じる、想像する

    こちら今回初の試みの即興ジャズ。会場の空気や温度を感じながら、即興で音楽を奏でるというもの。子供たちは突然聞かされるいろいろな楽器の音に驚いたり、今まで聞いたこともないような音楽に触れて頭に汗をかいているかのような様子。コーナーのラストの曲が「七夕」だとわかると、「知ってる!」という笑顔に変わったのが印象的でした。公演前ワークショップ「おねがいの木」に描かれた子供たちの願いをスライドで映し出し、会場の思いと童謡ジャズとのコラボレーションを果たしました。

  • 6-7
    6-8

    紙芝居×ジャズ

    紙芝居師の格好をしたチャンキー松本さんが紙芝居の台をガタガタと運びながら登場。拍子木の音を合図に紙芝居のはじまりです。時折、絶妙なタイミングでこじゃずバンドとのかけあい(三味線とパーカッション)が入り、チャンキー松本の語りにも自然と熱を帯びたよう。しかも、この紙芝居の途中で、本物のみわぞう姉さん(こぐれみわぞう)をステージに呼び込み、会場の通路を使って、実際にチンドンを実演。その後、会場の子どもたちにもチンドン行列に参加してもらい、大いに盛りあがりました。

  • 6-9
    6-10

    ラストセッション〜童謡ジャズから聖者の行進へ

    紙芝居のコーナーのエンディングからドラムソロへと続き、ラストセッションのスタートは童謡ジャズで「茶摘み」を披露。ラストはチンドン行列でも披露した「聖者の行進」を出演者全員で演奏。会場総立ちの拍手で幕を下ろすころができました。

  • 公演をふりかえって

    正直、6回目にしてここまで完成されたステージを作ることができるとは思ってもみませんでした。ジャズも聞かせ、私たちのモットーでもある即興演奏タイムも加わり、さらには新たなアートとのコラボである「紙芝居×ジャズ」。日本にいて、子どもたちも一緒に楽しめるジャズの新しい世界にこういうスタイルがあってもいいでしょ、というウィットに富んだこじゃずらしさあふれるステージになったと思います。