過去の公演-Past Performance-
今回のワークショップは「たことおじさん」を踊る時にかぶりたいオリジナルの帽子を制作。さらにはその帽子をかぶっていぬんこ作「おかめ列車」の大スクリーンの前で記念撮影ができるというスペシャルなおまけ付きでした。子どもたちになりに、タコの足や体をイメージした帽子に仕上げていく姿に子どもたちの想像力のたくましさを垣間見ることができました。さらには親子で力をあわせてモノづくりができるのは、いい光景だなと見入ってしまいました。
青空亭はイラストレーター“いぬんこ”とマルチアーティストであるチャンキー松本の夫婦ユニット。今回はチャンキー松本をゲストに迎えて、映像から写真、即興の紙切りまでさまざまなパフォーマンスを披露してくれました。青空亭作オリジナル動画「だるま大回転」や紙切り作品に即興で音をアレンジするなど、新しいアートの世界が広がっていきました。中でも会場から選ばれた子どもの似顔絵を即興でその場で切ってみせる「似顔絵紙切り」のうまさには会場の親子も大ウケでした。
音楽を聴かせるよりも一緒に楽しむことをモットーとしているこのコーナー。公演前に作ったオリジナルタコ帽子をかぶった何人かの子供たちがステージ上で「たことおじさん」を豆奴さんと一緒に踊りました。どこか懐かしいような、心の奥がくすぐったい感じのする西尾賢のメロディは、きっと子どもたちにも心地よい刺激のひとときだったはず。
「ナイト・イン・ンチュニジア」や「マイフェイバリットシング」など、どこかで聞いたことがあるスタンダードなジャズナンバーをメドレースタイルで演奏。意外にも子どもたちもしっかりステージを見て、真剣に聞いている姿が垣間見ることができて、とても新鮮でした。
ドラマーのつのだけんがステージに立ち、体のあちこちを叩いてリズムをとるボディパーカッションを先導。会場の子どもたちもただ聞くだけじゃない、体全体を使ったリズム遊びに表情も自然と笑顔になっていました。
今回はNHKのEテレ「シャキーン」のメインイラストレーターであるいぬんこさん(チャンキー松本さんの妻)も応援にかけつけて下さって大いに盛り上がりました。なんといっても、チャンキーさんの衣装に子どもたちもママさんたちも大ウケ。紙切りあり、動画ありと、こじゃずの枠をまたひと回り広げることができました。即興演奏をメインとした音楽と人との一期一会の場。こじゃずは型に収まることなく、まだまだオリジナリティを求め続けてもがきたいと思います